猛暑が続くここ鹿児島。
桜島もときどき、ボン!と噴火をして、『おいは、元気じゃっど!』と存在感をアピールしてくれております。
そんな愛すべき郷土、鹿児島の代表企業でいらっしゃる某大手銀行さんの支店で、支店長さんのご厚意で、行員さんにむけた終活セミナーをさせていただきました。
支店長さんはじめ行員さんはみなさんお若いので、終活といってもピンとこないところもあったと思いますが、熱心に耳を傾けてくださいました。感謝、感謝!!
終活は人生のゴールに向けた備えだから年寄りになってからすることと思う方が多いのですが、じつは若いうちから、ものとの付き合いかたや整理収納のスキルを向上させる生活をする習慣を身に着けていくと、わざわざあらためて『終活しよ!』と気合をいれて取り組まなければならないことは少なくなります。
そのことを若い行員さんに少しでもお伝えできたら、と思いながらのセミナーでしたが、ちゃんとお伝えできたかどうか・・・・。力量不足を思いしらされます。
セミナーの最中、突然の地震警報!
支店長さんのてきぱきとしたご指示でことなきを得たのでしたが、南海トラフ震源域でおこった宮崎日向灘沖の地震でした。震度5弱でけっこう揺れました。
『よりによってこのタイミングで?』と思いましたが、地震はいつ起こっても不思議ではないのだからしかたがありません。しっかり備えるしかありませんね。
とはいえ、支店長さん、日頃の訓練や準備をしっかりされているのでしょう。
あのようにてきぱき動けるのは、すばらしいなと思いました。
震災にむけた準備と終活も似たところがあるかもしれません。
震災のとき、どんなことが必要になるかをあらかじめ知っておくことは、日頃の準備や訓練をするうえでとても大事なこと。
「地震がおこれば電気水道が止まるかもしれない」という知恵があればこそ、『バッテリや飲料水を用意しなきゃ』って考えることができますが、そもそも停電、断水の可能性に思いがいたらない人は、それにむけた準備はしないものです。
そのときになって『もっと備えておけばよかったなあ』と反省してもあとの祭り。
終活も、「人生の最終ゴール付近でおこりうる問題はなんだろうか」をあらかじめ知っておくことは、備えるための第一歩。
ひと、もの、おかね、人生をとりまく3つの要素それぞれに、どんな備えをする必要があるのかを若いときから、ぽちぽち考えてみませんか?
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